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七五三の記念写真を出張専門カメラマンに依頼し、ロケーション撮影で思い出を残す人が増えています。そうした需要増加を受け、出張専門カメラマンもここ数年で一気に増えてきました。
そこで今回は、七五三のロケーションフォトについて特集いたします。七五三の思い出づくりの一助にしていただけると幸いです!
※取材/かぼふぉと(東京都杉並区)、StudioPARK(東京都世田谷区)
※写真提供協力/ かぼふぉと、StudioPARK
【目次】
七五三 出張撮影に関するアンケートを行っています。回答していただくとすぐに回答結果が表示され、みなさんの七五三への関心度合いやどのように行ったのか(行う予定なのか)を見ることができます。
出張専門カメラマンに記念写真を依頼する撮影方法です。フォトスタジオより比較的安価なため、七五三はもとよりカジュアルな記念撮影でも需要は増えています。
撮影場所は、主に神社になります。お参りの日にカメラマンが同行し撮影しますので、フォトスタジオでの撮影と異なり、両方を1日で済ませることができる点がメリットと言えるでしょう。
なお11月のハイシーズンは出張専門カメラマンが多忙になりますので、早めの予約が必要です。またその時期は神社も混雑するので、前後に時期をずらして依頼するケースも増えています。
七五三ロケーションフォトの魅力は何と言っても、七五三の準備からお出掛け、神社やお寺へのお参りまでの様子を追って撮影してもらえることです。
家族揃って神社までの道を歩いているシーンや、神社境内で家族みんなで写真におさまるには、第三者のカメラマンがいてもらうことが必要です。
またお子様はもちろん、家族の自然な表情や笑顔、ふとした瞬間の表情などを捉えるにはやはり出張撮影に慣れたプロのカメラマンの力が必要になります。
そのプロの第三者の目線で貴重な七五三の一日の瞬間、瞬間を写真に収めてもらうことが、七五三のロケーションフォトの最大の魅力です。
七五三のお参りの時、パパがカメラマンとなることも多く、神社への道すがらの写真にお父さんだけ写らないという場面も多いです。
またママも、お参り当日はお子さんの準備だけでなく、自分の準備や着付けなどもあるため、忙しくそういったシーンを写真におさめるのも大変です。
七五三お参りの一日は、じつは準備や用意などで思っている以上にやることが多く、ましてや主役のお子さんも小さいので、落ち着いて撮影できる瞬間が少ないのが現状です。
(あわててスマホで撮影したり、絶好のシャッター心を逃してしまうことも多いものです)
また七五三ロケーションフォトの魅力としてもう一つ大きくあげられるのが、神社仏閣ならではのものを背景に七五三の記念写真を残せるということです。
鳥居や狛犬、神社本殿などをバックに七五三の着物で着飾ったお子さんたちの姿を写真に残す。
七五三という日本独自の素晴らしい文化を、同じく日本の文化と歴史を感じる神社・お寺境内と雰囲気で残すのは日本人としての喜びを感じられる瞬間ですね。
プロカメラマンの前で普段とはまた違った笑顔・かわいい姿を見せてくれる七五三のお子さんたちを、日本の歴史と文化の神社仏閣で写真に残せる。
これもまた七五三ロケーションフォトの大きな魅力・醍醐味でしょう。
フォトスタジオでは、お子さんが緊張してぐずったり笑顔が出せなかったり、後の予約客のことも気にしなければならなかったりなど、ご家族にとっては気がかりなことも多いと思います。
いっぽうロケーションフォトは、外での撮影になりますので、お子さんがのびのび撮影に臨むことができます。また出張カメラマンは子ども撮影に慣れた方も多く、自然な笑顔の引き出しかたも、まさにプロという感じです。
出張専門カメラマンが増えた分、それぞれのホームページに掲載されている作例を参照しつつ、好みのテイストを確認してカメラマンを選択することができる点も、ロケーションフォトならではの魅力です。イメージを膨らませながら、どんな写真を撮りたいかによってお客様が撮影業者を選べる。そんな時代なのです。
またこのごろは、出張撮影カメラマンとお客様をつなぐマッチングサービスを提供する会社も出てきており、選択肢は広がっています。
※マッチングサービスとは、撮影したい日にちやエリアで検索をして好みのカメラマンを探せるサイト。たとえば、子どもや家族の撮影では「fotowa」、「OurPhoto」などがメジャーです。
スマートフォンのカメラが高性能化したり、ミラーレス一眼レフなど小ぶりなカメラが増えているなかで、ご両親・ご家族の方がお子さんの写真を撮る機会も増えていると思います。
でも、なかなか上手に撮れないよ、というかたもいらっしゃるのではないでしょうか。
その点、出張専門のカメラマンはつねに光の具合やお子さんの表情、またポーズなどを気にかけて撮影していますので、できあがる写真は歴然です。
そんなカメラマンとコミュニケーションしながら撮影の時間を楽しむことができるのも、ロケーションフォトの醍醐味です。
カメラマンが撮影している様子を見ながら、まるでプロによる撮影講座を受けているような気持ちになれるでしょう。次回の家族でのお出かけが楽しみになりますね。
七五三に限らず、ロケーションフォトを専門に行っているカメラマンが提供する商品は、多くの場合「データのみ」です。
たとえば、この特集で取材のご協力をいただいた「かぼふぉと」「Studio PARK」両社とも、メイン商品はデータです。
カメラマンによって違いはありますが、データ以外のお渡し内容としては、コンタクトシートや2Lサイズのプリント数枚いった場合が多く、フォトスタジオのようなアルバム(フォトブック)や昔ながらの大判台紙などは、取り扱いがなかったりオプション商品であることが一般的です。
なかには、写真を飾って欲しいとするコンセプトで、「データ+額装した写真」をメイン商品にしているカメラマンもいます。
昨今は、インターネットで手軽に高品質なフォトブックを作成できるようになっています。みんなで楽しみながらフォトブックを編集するのも、家族コミュニケーションのひとつになるでしょう。
ロケーションフォトは、フォトスタジオでは味わえない自由な体験そのものが商品であると、フランクに考えてみるのはいかがでしょうか?
お子さまのことを最優先に、ゆっくり構えて当日の撮影に臨むことをオススメします。
慣れない帯や草履で不機嫌になるお子さんもいますし、午後の撮影では眠くなってしまうお子さんもいます。効率を優先するのではなく、無理に叱ったりせず、おおらかに接しましょう。
そして慣れたカメラマンにある程度任せることが、結果的に良い記念写真を残す近道になります。草履でぐずるお子さんは多くいますので、履き慣れた靴を持参する、もしくは靴を履いてお出かけして撮影時のみ草履に履き替えるなど、柔軟に対応しましょう。
お子さんが好きなお菓子やオモチャなどを持参するのは有効ですが、与えるお菓子によっては止まらなくなり、撮影に支障を来す場合がありますので、グミやラムネなどが最適です。
七五三のハイシーズンになると、神社では多くの出張撮影が行われます。なかには、業者による撮影が完全NGの神社もあります。このあたりは神社によって様々ありますので、カメラマンに依頼する前に、ご自身が氏子となっている神社が撮影OKか否かをリサーチするとよいでしょう。スムーズな七五三ロケーションフォトのための準備と言えます。
もし氏子となっている神社が撮影できない場所、氏子にこだわらないのであれば、カメラマンに相談すれば適切な神社での撮影を提案してくれるでしょう(プロの出張カメラマンは撮影NGの神社へは基本的に行きません)。
ここ数年で出張撮影カメラマンが急増したこともあり、なかには経験不足のカメラマンもいるようです。家族でお参りし、カメラマンが同行し、撮影をする。その一連の流れ全体を楽しむことが、七五三ロケーションフォトです。
そうした意味で、カメラマンの信頼性によって、出来上がる写真だけでなく、その日の満足度が左右されることになります。
したがって、価格だけでカメラマンを決めるのは、あまりオススメしません。
七五三以外のカジュアルな家族写真を撮りたい場合に、いろいろなテイストを楽しむために年に何度か複数のカメラマンに撮影してもらうことは、ロケーションフォトの楽しみ方のひとつです。
しかし、七五三はそれぞれの年齢で一生に一度の行事ですので、失敗しないためには、信頼のおけるカメラマン依頼するほうがよいでしょう。
ホームページやSNS等で、どのような写真を撮ってくれるのかを参照しながら、どのくらいの経験年数があるのかをリサーチしながら決定しましょう。なお今回取材ご協力いただいた両社は、ともに出張撮影カメラマンの業界ではベテランで、多くの信頼を得ている人気の高いカメラマンです(予約はお早めに!)。
■ 七五三(さいたま市・大宮氷川神社)
本日、受け取りました。やはり写真でみると違いますね!
着物の織りやたゆみ、娘の柔らかな肌の質感、細部まできれいに写っていて大満足です。やはりかぼふぉとさんにお願いしてよかったです。
予約から商品の梱包までとてもご丁寧にして頂き、家族の大切な記念日も丁寧に扱って頂いたように嬉しく感じます。
■ 七五三(台東区・鳥越神社)
最大の懸念だった天気も奇跡的に回復し、思い出に残る一日になりました。
娘とフォトグラファーの方の息もぴったりで、また、子どもをノせるプロの技に感動しました。写真の出来上がりが待ち遠しいです。
■ 七五三(東京大神宮)
写真のデータ、拝見いたしました。
当日はバタバタして、自分のカメラで写真を撮ることをすっかり失念してしまっており、少し残念な気持ちもあったのですが、そんな気持ちは一気に吹き飛ぶような素敵な写真ばかりで、本当に嬉しいです。
七五三は、どのような写真を残そうか、出張を頼むならどの方がよさそうか…とたくさん悩んでいたところ、うまく言い表せないのですが、かぼふぉとさんの暖かな空気感と透き通るような明るい色合いの写真に一目ぼれしてお願いをした次第でしたので、いま私たち家族の写真が、そんなかぼふぉとさんの写真となっていることに感激してしまいました。
出張撮影、3度目のリピーターとなる世田谷区在住のNさま。
1歳記念を撮影したことがきっかけに、2度の七五三撮影もご依頼いただきました。
<1回目>長女の1歳記念・世田谷区砧公園
<2回目>長女の七五三・世田谷区内の神社
<3回目>長男の七五三・お台場海浜公園
*Q1 なぜStudioPARKを選びましたか?*
子供の自然な表情を思い出に残したいと思ったからです。
かっちりと作り込まれたスタジオ写真よりも、太陽の下で、自由に動き回る子供達の姿を写真にしたいと思い、出張撮影を選択しました。
撮影した全データをもらえることも選んだポイントです。
自分の好きな写真をピックアップしてアルバムにしたり、自宅に飾るように大きめにプリントしたり、おじいちゃんおばあちゃんに配ったりする事ができます。
最近は、ネットで簡単に安くプリントできるので、1枚◯円で購入するよりもずっと経済的です。
*Q2 撮影の雰囲気はいかがでしたか?*
はじめての時はどんなカメラマンさんがくるのかドキドキしました。
子供も最初は緊張ぎみでしたが(はじめてお会いする方なので当然ですよね)、子供の扱いがとっても上手で、すぐに打ち解けていました。
基本的にはしっかりと構図を決めて撮影してくれますが、長い時間だと疲れてしまうので、自由に遊んでいる姿も撮影してくれたり、子供のペースに合わせて進めてくれます。
無理やり笑わせるのではなく、自然な笑顔を引き出してくれるように感じました。
また、1歳の時は、子供があきないようにおもちゃを持ってきてくれましたし、七五三撮影の時は雰囲気を出すようなちょっとした小道具を貸してくれたりと、様々なパターンと背景で撮影してくれるので、親子ともども楽しんで撮影する事ができました。
*Q3.今回の撮影でこだわったポイントは?*
今回、我が家は3回目の七五三で、普通にお着物を着てかしこまって撮影してもつまらないと思っていました。
そこで、某テレビドラマに登場した武士のイメージで、海岸で撮影したいとわがままを言ったんです。
場所は、どこで撮影したらよいかわからずに悩んでいましたが、カメラマンさんがお台場海浜公園を提案して下さって、これが大正解でした。
下見をした訳ではなかったのですが、海岸沿いはもちろん、松の木を背景に撮影したりと様々なバリエーションが楽しめました。
また、家族写真は私服で自然な姿を残したいと思っていたので、砂浜でカニ探しをしたり、
4人でジャンプしている写真などを撮っていただき、笑いの絶えない撮影となりました。
*Q4.できあがったお写真を見ての感想は*
前回、神社で撮影した定番の七五三写真も良かったのですが、今回の写真は子供達の普段の表情が良く出ていて、私たちらしい写真に仕上げて頂きました。
これからアルバムにしたり、年賀状写真にしたりするのが楽しみです。
七五三に関するアンケートを行っています。回答していただくとすぐに回答結果が表示され、みなさんの七五三への関心度合いをやどのように行ったのかを見ることができます。
※その他の七五三に関するアンケート一覧はこちら
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