七五三ドットコム
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七五三シーズンといえば秋。
でも、いろいろな事情で秋に七五三ができない、という方、いませんか?
心配いりません。
七五三は、子どもの無事な成長を祝う行事のため、いつ行ってもいいもの。しぞびれた、という方は、年末年始やお盆などの家族が集まるときにやってみませんか。
みんなの顔がそろう時期であれば、七五三のついでに、家族写真も撮ることができますよ。
家族写真というのは、10年後、20年後に、必ずお子さんの「力」になってくれます。
大人になって、改めて七五三の家族写真を見つめなおしたとき、そこに写っているお父さん、お母さん、おじいちゃん、おばあちゃんのことが思い出されます。
「ああ、自分って、この人たちがいなかったら、生まれてなかったんだなあ」
「自分のために、こんなにたくさんの人が集まってお祝いしてくれたんだ」
写真をながめるたびに、自分がいかに愛され、大切にされてきたかを思い出します。
もし、すべての人が、そんな思いを抱くことができたとしたら、日本中から悲しいニュースが減っていくと思いませんか?
着物やドレスを着たかわいらしい写真もいいけれど、それプラス、ぜひ残してほしいのが、七五三の家族写真。20年後、きっと一番思い出に残る写真になると思います。
昔、医療や栄養が充実する以前のころは、子どもがつつがなく成長することが困難でした。
特に、10歳までの時分は病気や事故にあいやすく、この年齢まで健康に生きていることは〝当たり前〟のことではなく、むしろ〝有り難い〟ことでした。
だからお父さんやお母さんは、子どもが元気に育ってくれたことを感謝し、これからも健やかに成長しますようにと、心をこめて祈りました。それが、七五三という風習。
【参考】七五三ってそもそもどんなお祝い?
いまではすっかり「子どものための行事」となってしまいましたが、もともと七五三は、子どもの成長を祝う「家族のための行事」。家族みんなが、笑顔でお子さんを囲むことに意味があります。
七五三は、とてもおめでたい日。
こんな日に、お父さんやお母さんがきちんとおしゃれをし、いつもは見せないようなキリッとした格好をしていたら、子どもは七五三という日を「特別な日」と思うのではないでしょうか。
そして、わざわざおしゃれをしてくれたことを、素直に喜んでくれるのではないでしょうか。
七五三のときによく見られる光景は、着物を着ているお母さんを見て、子どもが「お母さん、きれい!」と母親を誇らしく見つめている姿です。自分のために、時間をかけておめかししてくれているということを、お子さんは無意識に感じ取っているのかもしれませんね。
七五三におしゃれをするのもまた、お子さんへの愛情だと思います。家族みんなでおめかしして、おじいちゃん、おばあちゃんも交えて、家族写真を撮ってみましょう。
(神奈川県小田原市)
神奈川県小田原市で元気に営業されている写真館様。ロバートデニーロ似のカメラマンが撮ってくれる!? 明るくて、いつも笑顔と楽しさが溢れてるステキな写真を撮ってもらえる写真館様です。
文:フリーライター・高野朋美
元新聞記者。カメラマンでもある。情報誌や本の取材執筆をするかたわら、若手の写真館団体「PGC(パイオニアグリーンサークル)」のポータルサイト「ふぉとすたなび」のコピーライティング&広報を担当している。
HP:おふぃすともとも
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