七五三ドットコム
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七五三写真というと、お子様が着物やドレスを着た姿をパチリと撮る、という場面を思い浮かべますよね。でも最近、それとは別のスタイルで七五三写真を撮る傾向があります。
それが「七五三で撮る家族写真」。お子様だけでなく、ママやパパ、ときにはおじいちゃんやおばあちゃんまで着物を着て、お子様といっしょに撮るパターンが増えています。
七五三は、江戸時代から続く「子どもの成長を祝う行事」。
もともと、和服で正装し、一家全員が神様に子どもの健康を感謝する儀式として行われていました。
だから、七五三に家族みんなが集まり、お子様はもちろん、大人も和服姿でお祝いするのが、むしろスタンダード。加えて、若いお母様方が着物文化を見直す傾向にあるので、「着物で撮る七五三の家族写真」が増えているのです。
みんなが着物を着て写真を撮るという「ちょっぴり非日常」の行事が七五三。だからこそ、いろいろなエピソードや思い出が生まれます。
親子でこだわって衣装を選んだこと、パパがママに惚れ直したこと、着物姿の子どもたちを見ておじいちゃん、おばあちゃんが涙したことetc…。全部がかけがえのない思い出になります。
もしも、大人が未来の子どもたちに残してあげられるものがあるとすれば、それは「幸せな思い出」だと思います。撮ったそのときにも十分思い出の一枚となりますが、お子様が成人し、やがて結婚して子どもを持ったときにこそ、七五三の家族写真は威力を発揮します。
「このときママは、かわいい着物を着られて大はしゃぎだったのよ」「パパのママ、つまりおばあちゃんがすごくキレイでね」など、わが子に写真を見せながら、たくさん思い出話をしてあげてください。
そうやって「愛情のバトンタッチ」を何世代にもわたって果たしてくれるのが、七五三の家族写真なのです。
もうひとつ、七五三の家族写真がくれる素敵なプレゼントがあります。
それは「家族の絆」。
写真館で、みんなで肩を並べてカメラの方を向いていると、家族の体温や息づかいを改めて感じます。
「ああ、みんな元気で、こうして写真を撮れるって幸せだなあ」としみじみ感じます。
そして、出来上がった写真を、家族みんなの目につくところに飾っておくと、落ち込んだときやケンカをしたときの心の励みに。「またがんばろう」「早く仲直りしよう」という気持ちが生まれてきます。
家族写真は、家族の絆を形にしたもの。いつもは見えない絆を、写真を見るたびに確認できます。そんな素敵な家族の絆の一枚を、七五三のお祝い時に撮られることをぜひおすすめします。
七五三の家族写真を撮りたいけど、着物を持っていない、美容院を予約するのは面倒、という場合も大丈夫。写真館の中には、お子様だけでなく、パパやママの衣装も完備し、写真館のメイク室でヘアメイクや着付けまで、すべてトータルに行ってくれるところがたくさんあります。
撮影とセット価格になっていたり、撮影カット数が増えると衣装が無料になったりと、七五三専用の割引プランを設けている写真館も数多くありますので、上手に活用してみてください。
写真館に問い合わせるときの質問ポイントは、(1)子どもだけでなく、パパやママの衣装も借りられるか、(2)その場合の料金はどのくらいか、(3)お得なセットや割引特典などはあるか、など。また、借りた着物を着たままで食事に出かけたり、神社にお参りすることが可能かどうかも聞いてみてくださいね。
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