秋の七五三お参りシーズン、毎年10−11月になると神社やお寺の境内に、華やかでかわいい衣装に着飾った七五三のお子さんたちとそのご家族で混み合う風景は、日本のひとつの風物詩ですよね。
慣れない着物と格好で、いっちらほっちら歩く三歳ちゃんなどはとっても愛くるしいですよね。
慣れないのは衣装だけでなく、その時の履物についても同様です。
今回はそんな七五三の履物と、お参りの時に「クツ」を用意しましょう、というトピックです。
なぜみんなお参りの時にクツを用意するの?
お伝えしたように、七五三の神社やお寺のお参りで、着慣れない着物なのはもちろん、履物も
草履
を履いてあるくので、当然お子さんはその草履で歩くことにも慣れていません。
神社やお寺の境内では参道が舗装された道ばかりではなく、砂利の敷き詰められた砂利道であるところも多く存在します。
また規模の大きな神社などでは、駐車場から祈祷をあげる本殿までの距離が結構あり、それがすべて砂利道である、ということも多々あります。
草履で歩くのに慣れていない上に、足元のあまり良くない砂利道を歩くことになり、七五三のお子さんたち、とくに年齢が下の三歳・五歳の子たちは、歩くのに疲れてしまったり、草履と足袋の間に小石が入って気になってしまうことも。
三歳・五歳ですので一度駄々をこねられてしまうと、なかなか元気や笑顔に復帰できないものです。
なので、砂利道や境内ではクツに履き替えて移動
そんな慣れない草履でお子さんの機嫌が悪くなってしまわないよう、
神社・お寺の境内、参道ではいつもの履きなれたクツを用意しておいて、クツをはいて本堂まで向かう。
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本堂近くまで来たら、また草履に履き替えて参拝したり、祈祷を受ける、記念撮影をする、などするようにします。
上の子で一度七五三を経験しているママさんはこの辺のことをよく分かっていて、ちゃんとクツを用意して当日持参しています。
クツを用意していないと、パパやママがずっとおんぶや抱っこをする…それもまたよく見かける風景です。
当日クツを履かなくても大丈夫な子もいますが、上記のような理由からクツを用意しておいて、しすぎるということはないでしょう。
備えあれば憂いなし、です (^_^)
※履きなれたクツだと、お子さんもルンルン♪です (^_^)