七五三で秋のお参りシーズン(10−11月)になると、有名神社・お寺を中心に、七五三のお参りに訪れるお子さんとそのご家族で境内は賑やかになります。
※七五三お参りシーズンになると↑のように神社境内は着物姿の七五三のお子さんたちとそのご家族で混み合います(写真は東京都杉並区の大宮八幡宮七五三シーズンの境内の様子)
とくに色鮮やかな着物で着飾った七五三のお子さんたちの姿は、その時期の神社・お寺の境内の風物詩であり、最近は増えた外国人観光客にも人気の光景です。
そんな七五三で込み合う時期は、境内はどのようなのでしょうか?
今回はそんな七五三お参りシーズンによく目にする「祈祷を申し込む際の行列」についてお伝えします。
有名神社・お寺であればあるほど、祈祷申し込みで行列ができます
お参りシーズンにそれだけ多くの人が訪れるということは、同時に
祈祷の申し込みや待ち合いスペースや場所も混み合う
ということを意味しています。
有名な規模の大きな神社やお寺では、七五三を含め祈祷の予約というものを受け付けていません。
当日に境内を訪れ、受付窓口にて直接申し込む形
になります。
そうすると、当然ですが
祈祷の申し込みに七五三の申し込みが殺到し行列ができる
のです。
※有名神社・お寺では七五三シーズンには祈祷の申し込みに長い行列ができます(写真は東京都渋谷区の明治神宮、七五三シーズンの祈祷申し込みに長い行列ができている様子です(神楽殿の建物の中に祈祷受付があり、その前にも行列ができていますが、そこに収まりきらない行列が外まで続いています)
規模の大きな神社やお寺では、本殿や本堂での祈祷は
時間割制
としており、決まった時間に決められた祈祷希望者・七五三のお子さんたちとそのご家族が、本殿・本堂に上がって祈祷を受ける形になります。
とくにシーズン中の土日祝日やそれに大安が重なると長蛇の列
七五三お参りシーズンで、土日祝日に大安が重なるような日は、当然この祈祷申し込みが殺到し、長い行列とその行列での待ち時間が発生します。
※七五三シーズンで土日祝日やそれに大安が重なる日などは祈祷受付に長蛇の列ができます(写真は七五三お参りシーズン土曜日の大宮八幡宮祈祷受付前にできた行列の様子)
これらを見越して、午前中の早い時間から動き、激混みに巻き込まれる前に祈祷申し込み→祈祷上げてもう、とするご家庭もあります。
平日はこれほどではないが、土日祝日は行列や待ち時間を念頭に入れて動くほうがいい
上記でお伝えしたような有名神社・お寺でもシーズン中の平日はそこまでの激混みにはなりません。あっても少し行列ができるくらいです。
※写真はシーズン中の熱田神宮(愛知県名古屋市)の祈祷受付短めの行列の様子
ですが、土日祝日は大安でなくても、有名神社・お寺は行列ができる、長い待ち時間がかかる、と思って参拝される方がいいです。
事前に混み合うことが分かっていれば、持ち物も用意万全にできますし、心づもりがあるのとないのとでは、とくにお子さんの気持ちが変わりますよね。
蛇足ですが、こういう混み合うことを予想できてなくて、七五三のお子さんが疲れ切ってしまって、着物のまま地べたに座り込んでしまったり、駄々こねたりする風景も、七五三あるあるの風景です (^_^;)
※七五三ちゃんたちも疲れると座り込んじゃいます。これはこれでかわいい風景なんですけどね (^_^;)
備えあれば憂いなし、とは全てがそうはいきませんが、知っているだけでも全然違いますので、「うちは七五三は土日祝日に有名神社で行う」という方はぜひ事前にしっておいてください。