七五三の記念写真で、街の写真館やチェーン系のフォトスタジオ、子ども写真スタジオなどを利用する方もたくさんいます。
※本サイト「七五三ドッとコム」では日本全国各都道府県の写真館・フォトスタジオなどを紹介しています
その写真館での七五三の撮影で、
七五三 前撮り
または
七五三 早撮り
というサービスを目にすることが多いと思います。
※スタジオアリス「早撮り七五三キャンペーン」ページのキャプチャ画像
すでに写真館・フォトスタジオを利用したことある方はこれらがどういったものかご存知かと思いますが、七五三の時に初めてそういったお店に行くという方はわからない方もいらっしゃるかと思います。
「前撮り」「早撮り」とは文字通り、七五三の日やお参りよりも「前に」「早く」撮ること
七五三の前撮り・早撮りとは、その文字の通り「前に」「早く」とることであり、それは何より前なのかと言えば、
11月15日の七五三の日や10月・11月の七五三のお参りシーズンよりも前に・早く
ということです。
つまり、多くの人が
七五三の日その日や、秋に神社・お寺に参拝する日に、(写真館などで)記念写真を撮っていない
=前もって、記念写真はすでに撮っておく
ということを意味しています。
それはなぜでしょうか?
七五三のお参り当日はとっても忙しい
記念写真としての七五三の撮影と、七五三のお参りを別々に行うのには理由があります。
それは、
七五三のお参りの日はその家族にとって大変忙しい
からというのが理由の1つ目です。
秋の10−11月七五三お参りシーズン、お参り当日は朝から
- 主役の七五三の子の着付け・ヘアメイク
- お出かけの準備
- ママが着物の場合はその着付けとヘアメイク
- おじいちゃんおばあちゃんと連絡や合流
- 神社での祈祷の申し込みと待ち合い、祈祷受ける
- 休憩や昼・夜のお祝いの食事(食事処やレストラン、自宅の場合は食事の用意も)
など、ほぼ1日がかりの行事になります。
ここに写真館・フォトスタジオでの記念撮影が加わると、主役のお子さんだけでなく、大人もぐったりするスケジュールになってしまいます。
(スタジオでの記念撮影も撮影自体と、写真のセレクトや支払いなど、こちらもすることが多くあります)
1日で記念撮影もお参りも、食事も、お祝いも~とやるのはかなりタイトなスケジュールになってしまうため、
記念撮影は前もって行い、秋のお参りのときはお参りをじっくりできるようにしましょう
という意味で前撮りや早撮りという文化ができました。
実際、お参りと記念写真の撮影とを分けることによって、主役のお子さんも嫌がらず疲れた表情でなく、いい笑顔で落ち着いた雰囲気ですてきな記念写真を撮ってもらうことができます。
※前撮り・早撮りでお参りと別の日に撮影するから、お子さんも気持ちがゆったりしていい表情で撮影することができます(写真提供協力:成城スマイルスタジオ(東京都世田谷区)
お参りシーズンはスタジオが混み過ぎて予約ができない、お店のキャパオーバーになるから
もう一つの理由としては、秋のお参りシーズンにみんなが一気に記念撮影を撮ろうとすると、写真館やフォトスタジオが予約が取れないくらい混み合ってしまうからです。
実際、一昔前(10年前くらい)までは、まだ前撮りや早撮りという文化が根づいておらず、秋のお参りシーズンは七五三のお客さんで写真館などはもうごった返すほどの混みようだったようです。
その時代は子どもの数自体が今よりも多く、それはもうすごい混みようだったと聞いています。
写真館などのお店側にしても、お客さんを断らなければいけない状況になり、忙しさが半端じゃない状況になってしまっていました。
そこで、「記念撮影は前もって撮っておきましょう」という文化が始まり、それが現代ではだいぶ根付いたものになってきています。
前撮り・早撮りは、だいたい4月・5月ころから始まります
では、その七五三の前撮り・早撮りはいつ頃から始まるのかというと、本格的に始まるのが
4・5月から
だいたいGW(ゴールデンウィーク)を機に、多くの写真館・フォトスタジオなどで「前撮りキャンペーン」などと大々的にうち始めます。
もちろん、早いところだと
年が明けて1月から(超)早撮り
というような形で年明け早々七五三の早撮り、前撮りを始めるところもありますし、お客さんの方でも、その年の早い時期にささっと撮影を済ませてしまう方も多くいらっしゃいます。
前撮り・早撮りキャンペーンでお得に
また多くの写真館・フォトスタジオでは、前撮り・早撮りの時期が早ければ早いほどお得に、割引キャンペーンなども行い、販促を強めてやるところもあります。
早く撮ると割引率が大きかったり、そのときだけの特典などもつけてくれたりもします。
ぜひ賢くお得に七五三の記念写真を撮りたいと考えている方は、写真館・フォトスタジオのHPなどをチェックしましょう。
上記のような形で、七五三の前撮り・早撮りという文化が今ではすっかり根付いており、インターネットでいろいろな情報が集められる現代は、多くのママさん・パパさんが情報収集を行い、お得に、そして少しでも楽してゆったりと七五三を行える方法・予定を立てていっています。